ポルシェ964のエアコン修理を行いました

先日、エアコンが冷えないというお悩みを持ったお客様がいらっしゃいました。
私は、ガスが少なくなっていることが原因ではないかと考え、ガスが少ない、もしくはガス漏れをしている可能性を確認したところ、ガスは注入したばかりとのことでした。

そのため、実際に点検したところ、エンジンルームの高圧ホースからガスが漏れていました。
しかし、根本の原因はこのガス漏れではなく、ゲージをつないだところ高圧側が2キロを超えていました。

カレラ2で2キロを超えることは本来あり得ないことで、コンデンサーの電動ファンも正常に機能していました。

ご相談いただいたお客様のポルシェは91年式のカレラ2で当時の状態のコンデンサーがついていました。
これまでにメーカーで4回対策して変えているとのことでした。

点検したところ、コンデンサーの入り口が暑くて出口が冷たい感じになっていました。
コンデンサーを外して確認したところ、配管が詰まり気味になっていました。

そのため、今回当社ではコンデンサーを新しく交換することにしました。
交換して通常ガスを950g注入するところ、少なめに入れることでより効率的に、車内を冷やすことができるため800g程度注入しました。

これにより高圧側が1.4キロ程度で安定しております。

室内温度は昼間で13度、夕方10度程の温度となり、ご依頼者様も満足して帰られました。

 

ポルシェのエアコンの効きが悪い、故障したなどございましたらクレーマーレーシングにご相談ください。