ポルシェ964カレラ2

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964カレラ2のエンジンのオイル漏れ修理で入庫しました。

走行距離が3万kmですが、その後15年間は動かずの状態でした。

今回新たしくオーナーが変わったため、オイル漏れ修理の依頼がありましたため

オーバーホールを行いました。

今回は3万kmと走行距離は少なかったのですが、低回転で走行されていた車両のようで、エキゾーストバルブガイドのみがひどくい損傷していたため交換いたしました。

バルブガイドは、走行状況により摩耗する部品が異なります。

また、走行距離は上記に当てはまらず、走行スピードが大きく関係します。

というのも、バルブガイドの摩耗は高回転で走行される車はインレットのバルブガイドの交換が多いのですが

低回転で走行されていた車両はエキゾーストバルブガイドに負荷がかかりやすくなります。

このため、走行距離が少ない車両でもバルブガイドの交換が必要となるケースもございますのでご注意ください。

仕上げにバンド、ブラケット、ネジにタイメッキを施し、カバーのブラケットを剥離下処理と艶消し塗装を施しました。

※カレラ2など年式の古い車両は、フューエルラインチューブなど損傷でガソリンの漏れが発生しているケースが増えてきています。

このような場合、チューブの交換対応が必要となりますため、オーバーホールの際に合わせて交換いただくことをお勧めいたします。